やとぶろぐ

ブラック研究室から脱出すべく、大学院1年で就活した人間が書くブログ。

【既卒就活】中退する理由をどう説明する?

こんにちは、やとんです!

最近は朝晩が寒くなってきて、「早くコタツを出したいなー」と思っているところです。笑

めちゃくちゃ寒がりな人間なので、今年も防寒対策はしっかりしようと思います。

 

今回のテーマは、「中退する理由を面接でどう説明するか?」です。

既卒就活をする上では避けられない問題で、私自身もとても悩みました。

Twitterで行った読みたい記事アンケートで、中退する理由の説明方法についての投票数が多く、改めて「この情報を発信しないと…!」と思ったのがきっかけです。

以前UPした記事(面接でよく質問されたこと4選 - やとぶろぐ)で中退する理由の説明方法を軽く取り上げましたが、今回はその詳細版です。

具体的な事例などを挙げつつ、紹介します!

 

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中退する理由を話す時の2つのポイント

ポジティブな理由に置き換える

既卒就活生は、求人数や就活をするきっかけなど、新卒と比べて不利な状況な場合が多いです。

私自身も、「ブラック研究室に居続けるのは自分自身にとってよくない→就職して独り立ちするぞ!」と思ったのが、就活のきっかけです。

しかし、面接でそのことを正直に伝えてしまうと、ただでさえ不利な状況にマイナスイメージが加わってしまいます。

なので、中退する理由を伝える時は、ポジティブな理由に置き換えることをオススメします!

 

具体例として、私の就活の動機をあげます。

イメージとしては、「事実」の部分は伝えずに、「理想」の部分に重点的に伝えることです。

「事実」の部分は、紛れもなく就活を始めた動機の1つですが、面接の場ではなるべく話さないようにしていました。

事実:ブラック研究室に居続けるのが辛い

   心身のバランスを崩してまで、研究したくない

理想:研究を行うことよりも、実際に社会に出て地域や経済に貢献したい

   人と直接関わることを通して、組織の中で一つの目標を達成したい

 企業側としては、「何で中退してまで就職したいんだ?」という気持ちが大きいと思うので、

その疑問点を少しでも解消できるように意識することが大切です。

 

研究室と社会のどちらの方が活躍できるか

就活中は「研究は個人プレー、企業はチームワーク重視」 を意識して話すようにしていました。

就活するか悩みながら自己分析をした時に、「もしかして、チームで何かする方が向いている?」と思ったのがきっかけです。

それ以降は、志望動機や中退する理由を説明する時に、「個人プレーよりも、チームワークを活かして活動する方が向いている」と話すようにしました。

ちなみに社会人になった今思うと、「確かにチームワークを活かしながら仕事する方が向いてる!」と思います☺️

 

個人的な体感として、研究室では実験や調査、論文の執筆など個人プレーが中心ですが、企業では先輩や同僚と意見をすり合わせながら作業を行うこと(チームワーク)が多いです。

研究室も企業も一長一短がありますが、私の場合は企業で働くことに適性があると感じました。

中退する理由は人それぞれですが、自分の適性を踏まえて、「研究室と社会(企業)のどちらにいる方が、自分の適性を活かすことができるか」を一度考えてみるといいと思います。

 

どういう流れで中退する理由を説明するか?

中退する理由を説明する流れは、こんな感じで話していました。

あまり長々と説明せず、長くても2分くらいで話終わることを意識していました。

①動機(理想重視)

 人と直接関わることを通して、組織の中で一つの目標を達成したい

 

②自身の適性

 研究のように一人でコツコツ課題をこなすことも好きだが、チームワークを活かして課

 題を取り組む方が向いている(+αで、エピソードを加えるとなおよし) 

 

③(ちょっとだけ)志望動機

 自身の考えや適性を踏まえ、就職活動をする中で、御社の〇〇職に魅力を感じた

 自身の強み(例:傾聴力、コミュニケーション力など)を活かして、

 御社の一員として貢献したい

 

特に分かりやすく説明しようと心がけていたのは、「②自身の適性」です。

企業には「大学院を中退予定で就職希望=研究室が嫌で辞める」と思われがちなので、そのギャップをどう減らすかを意識しました。

 

面接官に聞き返されたこと

頑張って説明理由を練っても、聞き返される時は聞き返されます😭

しかし、素朴に疑問だから聞き返すというパターンが多かったため、中退する理由と同様に、対策をしっかりしていれば大丈夫だと思います。

 

その1:「別に来年就職したらいいんじゃないの?」

これはわりと聞き返されましたね。答えるのが苦手な質問でした😫

私自身は、「自分の適性が活かせる場所で早く活動したいので、今年度の就職を希望します。」と話しました。

あとは、「社会に出て早く地域(経済)に貢献したい」と説明することもありました。

 

その2:「大学院の研究に未練や後悔はないの?」

中退する理由を説明した後に限らず、最終面接でも聞かれました。

企業側としては、最終確認の意図もあるかなと思います。

正直、研究に後悔はないと言い切れる状態ではなかったですが、潔く「研究に対して、未練や後悔はないです。」と伝えました。

ここで「実は未練あるんです…。」と言ってしまうと、「じゃあ、来年就活してください^ ^」となるので、正直に言わないでおく方が得策です。

 

おわりに

中退する理由は人それぞれですが、面接で説明する時は、ポジティブな理由に変換することが重要です。

ここで紹介したのはあくまで私の例ですが、参考になる部分があれば幸いです。

読者様の既卒就活が上手くいくよう、応援しています!