やとぶろぐ

ブラック研究室から脱出すべく、大学院1年で就活した人間が書くブログ。

【大学院生必見】もし、ブラック研究室に入ってしまったら?

こんにちは、やとんです!

最近は朝夕が涼しくなり、一気に秋らしさが増してきましたね〜

既卒就活を始めたのがちょうど今の時期だったなーと思い返しています。

 

さて今回のテーマですが、「ブラック研究室に入ってしまった時の対処法」です。

大学院は閉鎖的な環境なのもあって、 ブラックな環境になりがちですよね…。

ブラック研究室の種類も合わせて、解説していきたいと思います!

f:id:yatt0000n_kisotsu:20200913204018p:plain

 

ブラック研究室の種類

 「ブラック研究室」の種類ですが、私個人の経験としては以下の3種類に分類できると思います。

それぞれについて解説していきます!

アカハラパワハラ系研究室

②放置系研究室

③拘束系研究室

 

アカハラパワハラ系研究室

ブラック研究室で最も多いと言っても過言ではないです。

研究室のパワハラが告発されているニュースをたまに見かけますよね。

このタイプの研究室は教授が熱血タイプだったり、指導方法がスパルタな場合が多いです。

 

具体例

・ゼミで「こんなことも分からないのか」、「そんなのでは大学院生失格だ」など大勢の前で否定される

・大量の課題を短期間でするように指導する

・学生の意見を頭ごなしに否定し、自分の意見を押し通す

 

放置系研究室

あまり聞き慣れないかと思いますが、このタイプの研究室もかなり辛いです。

教授や先輩が後輩を指導をするのが嫌い、若手(M1、学部生)を育成する風土がない場合が多く、M1にとっては辛い状況です…。

 

具体例

・研究手法や実験について教授や先輩に質問しても、「自分で調べなさい」と一蹴される

・M2やドクターの先輩が、後輩を気にかける雰囲気がない

・教授が学生に対して、興味や関心を持っていない

 

拘束系研究室

このタイプの研究室もイメージしやすいかなーと思います。

研究室によっては、アカハラパワハラ系研究室との複合型もあり、文字通りのブラック研究室ができていしまいます。

少しモラハラ風味な所もあるので、この研究室も注意が必要です😫

 

具体例

コアタイムが異常なほど長い(例 8:00~20:00)

学生の私生活について、やたらと質問してくる(アルバイトの有無、恋人の有無)

・研究室に毎日来るよう指導をする

就活の時期、応募先を制限する

 

ブラック研究室に入ってしまったら?

ブラック研究室に入ってしまった時の対処法ですが、様々な方法があります。

考え方や置かれている状況は人によって違うので、ここから先は参考程度に読んでください🙇‍♂️

 

他の研究室に異動する

「大学院に残って研究は続けたいけど、今の研究室にはいたくない…」という場合、最初に思いつく方法かなーと思います。

希望先の研究室の教授に事情を説明する必要がありますが、比較的大事にならない方法だと思います。

 

今の研究室に残留する

「研究室が辛かったけど、ある発表を乗り越えたら楽しくなった」というパターンも、中にはあります。

この場合、今後余程のことがない限りは大丈夫だと思います。

研究の辛さも楽しさも知っているので、ある意味無敵です…!!

 

他大学の大学院に編入する

他大学の大学院に編入とは言いましたが、再進学の方がしっくりくるような気がします🤔

このパターン場合、希望する研究室の教授に挨拶しに行ったり、場合によっては休学して院試勉強をしないといけないので、結構多忙だと思います。

ミスマッチが起きないよう、念入りな下調べが大切です。

 

退学(休学)して別の進路に進む

「この研究室に居続けると、心身ともに辛い!」という状態の場合、大学院とは別の進路を選択するのも一つの手段です。

退学して就職活動をするのもよし、休学して一旦休憩するのもよしです😢

研究室の教授への説明や退学届の手続きなどもあるので、こちらも少しハードだと思います。

 

ちなみに、大学院を中退予定で就活することは可能です!

大学院を中退予定で就活する場合、条件としては「大学院を中退予定=大卒(既卒)」なので、応募できる求人は限られます。

しかし、求人数はそれなりにあるので、行動力次第でどうにでもなります!

 ※私の既卒就活体験談については、こちらをどうぞ!

yatn-kisotsu.hatenablog.com

  

おわりに 

ブラック研究室についての記事、いかがでしたか?

私も大学院生時代に教授からアカハラパワハラを受けましたが、本当に辛かったです。

この記事は、今現在ブラック研究室に苦しんでいる方だけでなく、全ての大学院生の方に読んで欲しいなーと思っています。

 

大学院生として立派な業績を出すことも大切ですが、それ以上に自分の健康の方が大切です。

未来ある大学院生の苦しみが少しでも減るよう、願っています。