M1でブラック研究室を辞めて就職した話
※当記事は、退学 Advent Calendar 2020 - Adventarに寄稿したものです。
大学院中退を前提に既卒就活した筆者の実体験であり、大学院退学を推奨するものではありません。
はじめまして、やとんと申します!
今年の4月に既卒として就職し、実体験を元に既卒就活のブログ記事を書いてます☺️
今回の記事では、ブラック研究室を脱出するべく、既卒就活したことを書きます。
冒頭にも書きましたが、大学院退学を推奨するものではなく、一大学院生の実体験を書いたものです🙇♂️
大学院に進学しようと思った理由
大学院に進学したいと思ったきっかけは、至ってシンプルで「もっと研究したい、調査したい」というものでした。
とは言うものの、研究者になりたいという気持ちや、大学院で学んだことを仕事で活かしたい気持ちはあまりなかったです。
本当にただ研究したかっただけで、今思うと勢いだけで進学したなと思います😓
後悔しないためにも、進学する前に本当にこの進路でいいのか、もう一度考えることをオススメします…!
進学して感じたギャップ
そんなこんなで、無事希望の大学院に進学しましたが、待ち受けていたのは想像と違う院生生活でした。
進学先の研究室では、指導教員の日常的なパワハラとアカハラが起こっていました。
こればっかりは、本当に予想外でただただ衝撃でした…。
具体的には、学生の意見を頭ごなしに否定して自分の意見を強要したり、中間発表で特定の人物に集中攻撃をしたりなどでした。
しかも、指導教員自身は「学生のためを思ってやっているんだ!」と自分の行いを疑っていないという有様でした😭
研究室にもよりますが、大学院の研究室は指導教員の発言権が強く、閉鎖的になりがちなので気をつけてください…!
入学当初は、「後2年頑張れば卒業できるし、話半分に聞けばいい。」と思っていましたが、7〜8月頃には完全に精神的に参ってしまいました。
体調も悪くなっていき、喉の異物感や倦怠感も出るようになりました。
そして夏休みに入る前、「この研究室にいると、身体を壊してしまう。無理に大学院に居続けるより、就職して自立したい。」と感じ、 既卒として就活することを決意しました。
就活に奔走する日々
就活を始めた時期が少し遅かったこともあり、求人数自体はかなり減っていました。
既卒採用をしている求人となると、そこから更に半分くらいになった記憶があります🤔
求人サイトは新卒と同じく、マイナビやリクナビを利用して求人を探していました。
既卒採用している求人の中から、希望条件に近い求人をひたすら探し、エントリーしては履歴書を送る…という感じでした。
就活している時は、採用されるか不安な気持ちが半分、研究室から解放されたい気持ちが半分でした。
2〜3ヶ月ほど就活期間中に数社の面接を受け、最終的に第一希望の企業から内定をいただきました!
内定通知を受けた時は、安心した気持ち以上に「研究室から脱出できる!」という気持ちが強かったです!(今思うと、どんだけ研究室嫌いなんだと思います😂)
おわりに
社会人になって8ヶ月経ちましたが、個人的には就職してよかったなーと思います。
理不尽なことは色々ありますが、研究室で身体を壊すよりかはマシだと感じている日々です。
大学院を退学しようと考えている方に伝えたいことは、退学する前に敢えて他の進路も考えることです。
退学したい時は「退学」という選択肢しか見えてこないので、他の進路も考えてみることをオススメします。
あくまで一例ですが、M2まで在学、他研究室へ移動、休学して考える時間を作るなどです。
当記事を読んでいる方の中には、大学院を退学したい、研究室に行きたくないという方がいらっしゃると思いますが、くれぐれも無理はなさらないでください。
自分自身を大切に、健康第一でいきましょう!
最後にまで読んでいただき、本当にありがとうございました🙇♂️
*今回の記事の詳細については、過去記事をどうぞ!